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豆腐小僧(豆富小僧)とは?雨の夜に豆腐を運ぶ江戸の妖怪

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豆腐小僧は、雨の夜に笠をかぶり、豆腐を載せた盆を持って現れる江戸時代の妖怪。豆腐を食べると体にカビが生えるという伝承や、薩摩に残る豆腐の怪異を解説します。

 

雨の降る江戸の夜道。大きな笠をかぶった小さな妖怪・豆腐小僧が片手に紅葉印の入った豆腐を載せた盆を持ってたっている。

豆腐小僧

概要

  • 豆腐小僧は、江戸時代に黄表紙や妖怪絵で広まった小僧姿の妖怪です。
  • 雨の夜、笠をかぶり、豆腐を載せた盆を手にして現れるのが基本の姿です。
  • 民間伝承よりも、江戸の出版文化のなかで親しまれた妖怪として知られます。
  • 豆富小僧は古い表記や作品名にも使われる表記です。

姿

  • 大きな笠をかぶった子どもの姿。
  • 手には豆腐を載せた盆を持っています。
  • 江戸時代の妖怪絵では、一つ目や大きな頭で描かれる例もあります。
  • ただし、姿は絵師や作品によって多少異なります。

能力・習性

  • 雨がしとしと降る夜に現れる。
  • 持っている豆腐を食べた者の体に、カビを生やすとされます。
  • 豆腐小僧の姿が見えず、豆腐だけが路上に現れることもあるといいます。
  • 人を追いかけたり戦ったりするより、豆腐を介して不気味さを残す妖怪です。

代表的な伝承

  • 薩摩国今和泉では、ある朝、家々の門前に十丁、二十丁もの豆腐が捨てられていました。
  • 町の人々は気味悪がって手を出さなかったものの、日が暮れても豆腐に異変はありません。
  • やがて人々は家へ持ち帰って煮て食べましたが、体に異常は起こりませんでした。
  • 誰が豆腐を置いたのか、近くの豆腐屋を調べても分からなかったといいます。

各地のバリエーション

  • なし

現代作品での登場

  • 『ゲゲゲの鬼太郎』第6期・第61話「豆腐小僧のカビパンデミック」
    豆腐を運ぶ妖怪として登場。豆腐を食べた人にカビが生えるという伝承をもとにしたアレンジです。
    Prime Videoの第6期ページ内で該当話を選んで視聴・レンタルできます。

 

  • 映画『豆富小僧』
    妖怪・豆富小僧を主人公にした3DCGアニメ映画。江戸の妖怪としての豆腐小僧をもとに、独自の物語へ再構成しています。

 

別名

  • 豆富小僧
  • とうふ小僧

関連妖怪

  • 大頭小僧
    豆腐を持つ姿から豆腐小僧と混同されることがあります。江戸時代の妖怪絵や黄表紙では、姿や呼称が近づく例もあります。

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  • 一つ目小僧
    豆腐小僧を一つ目で描く絵があるため、造形上は近い関係にあります。ただし、豆腐を持って現れる点が豆腐小僧の固有の特徴です。

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  • 夜に現われる妖怪達もどうぞ

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妖怪検定ポイント

  • 読みはとうふこぞう
  • 江戸時代の黄表紙や妖怪絵で広まった妖怪。
  • 雨の夜、大きな笠をかぶり、豆腐を載せた盆を持って現れる。
  • 豆腐を食べると、体にカビが生えるとされる。
  • 豆腐だけが大量に現れる怪異も語られる。
  • 薩摩国今和泉の豆腐騒動が代表的な伝承。
  • 「豆富小僧」は表記違いとして使われる。
  • 大頭小僧や一つ目小僧と混同される場合がある。