大頭小僧は、大きな頭と動物のような足を持つ小僧妖怪。雨の夜に豆腐屋を脅かしますが、人に危害は加えないとされます。

大頭小僧(おおあたまこぞう)
概要
- 大頭小僧は、大きな頭を持つ子供姿の妖怪。
- 豆腐を持つ姿から豆腐小僧と間違えられやすいが、別の存在とされる。
- 『決定版 日本妖怪大全』では、化け物の親玉ともいうべき見越入道の孫と説明されている。
- 豆腐小僧が現れたとされる江戸時代の安永年間より、少し後に生まれた妖怪と考えられている。
姿
- 人間の子供によく似た姿をしている。
- 名前の通り、豆腐小僧よりも頭が大きい。
- 手には豆腐を載せた盆を持つ。
- 足先はやや動物に似ており、履物を履かず素足で歩く。
能力・習性
- 雨の降る夜に現れる。
- 豆腐屋を驚かし、豆腐をせしめる。
- 見た目は異様だが、人を傷つけるようなことはしない。
- 鼬などの動物が化けたものではなく、妖怪の血筋を持つ存在とされる。
代表的な伝承
- 雨がしとしと降る夜、大頭小僧が町の豆腐屋へ現れた。
- 大頭小僧はその大きな頭と奇妙な姿で豆腐屋を脅かす。
- 驚いた豆腐屋から豆腐を二丁せしめると、そのまま立ち去ったという。
- 豆腐は奪うものの、それ以上の危害を加えることはなかった。
各地のバリエーション
- なし
現代作品での登場
- なし
別名
- なし
関連妖怪
- 豆腐小僧
豆腐を持った子供姿の妖怪。大頭小僧とは外見や性質がよく似ているが、大頭小僧の方が頭が大きく、出自も異なる。
- 見越入道
大頭小僧の祖父とされる妖怪。道を歩く人の前に現れ、見上げるほど大きくなる入道姿の怪異として知られる。
妖怪検定ポイント
- 読みはおおあたまこぞう。
- 大きな頭を持つ子供姿の妖怪。
- 雨の夜に豆腐屋を脅かし、豆腐をもらう。
- 人間へ直接危害を加える妖怪ではない。
- 見越入道の孫とされる。
- 豆腐小僧とは別の妖怪。
- 足先が動物に似ており、素足で歩く。
- 豆腐小僧より少し後に成立したと考えられている。