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津軽の太鼓とは?本所七不思議に伝わる誰も叩かない太鼓の怪異を解説

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津軽の太鼓は、江戸本所七不思議の異説として語られる怪異。津軽越中守屋敷の火の見櫓で、火事の際に誰も叩いていない太鼓が鳴るとされます。

 

江戸本所の夜、津軽越中守屋敷の火の見櫓に、誰もいないのに太鼓だけが不気味に鳴っている。

津軽の太鼓(つがるのたいこ)

概要

  • 津軽の太鼓は、江戸本所七不思議の異説・追加怪談として語られる怪異。
  • 読みは「つがるのたいこ」。
  • 本所にあった津軽越中守の屋敷に関わる怪談とされる。
  • 火事のとき、火の見櫓にある太鼓が、誰も叩いていないのに鳴るといわれた。
  • 人型の妖怪ではなく、火災を知らせる太鼓そのものが怪異化した存在である。

姿

  • 舞台となるのは、津軽越中守屋敷の火の見櫓である。
  • そこに置かれた太鼓、または太鼓のような音を出す板木が怪異の中心になる。
  • 見た目としては、火事を知らせるための設備にすぎない。
  • 姿を見せず、音だけで存在を知らせる点が特徴である。

能力・習性

  • 火事が起こると鳴る。
  • 誰も叩いていないのに音を響かせる。
  • 太鼓の音、または板木が太鼓のように鳴る音として語られる。
  • 人を襲う妖怪ではない。
  • 火災を知らせる予兆、または屋敷にまつわる不思議な現象として恐れられた。

代表的な伝承

江戸の本所には、津軽越中守の屋敷があった。

その屋敷には、火事を見張るための火の見櫓があったという。
通常、火事が起これば人が櫓にのぼり、板木や太鼓を鳴らして周囲に知らせる。

ところが、津軽越中守の屋敷では不思議なことが起きた。
火事になると、誰も叩いていないはずの太鼓が鳴るのである。

人々は、その音を聞いて火事を知る。
しかし、誰が太鼓を叩いたのかはわからない。
櫓に人の姿はなく、ただ太鼓の音だけが響いていた。

また別の説では、火の見櫓の板木が鳴るとき、その音が太鼓のように聞こえたともいう。
いずれにしても、津軽の太鼓は「見えない何かが火事を知らせる」怪異として語られた。

 

各地のバリエーション

  • なし

現代作品での登場

  • 『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』
    本所七不思議全体を題材にしたホラーミステリーゲーム。津軽の太鼓そのものを中心にした作品ではないが、本所七不思議を現代作品として知る入口になる。

 

別名

  • 津軽太鼓
  • 津軽のたいこ
  • 誰も叩かない太鼓

関連妖怪

  • 本所七不思議
    津軽の太鼓が属する江戸本所の怪談群。七不思議といいながら、実際には七つ以上の怪談が語られる。

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妖怪検定ポイント

  • 読みは「つがるのたいこ」。
  • 本所七不思議の異説・追加怪談として語られる。
  • 津軽越中守屋敷の火の見櫓に関わる怪異。
  • 火事のとき、誰も叩いていない太鼓が鳴るとされる。
  • 板木が太鼓のような音を出したという説もある。
  • 人型妖怪ではなく、音だけで現れる怪談である。
  • 送り拍子木、狸囃子など、江戸の怪音系怪異とセットで覚えるとよい。