『ほの暮しの庭』は、昼は田畑を耕して田舎暮らしを楽しみ、夜になると集落に現れる怪異と対峙する生活シミュレーションゲームです。
彼ヶ津村(かがつむら)に現れる怪異の中には、百目、野槌、鵺など、実在する妖怪伝承をもとにしたものが少なくありません。
一方で、複数の妖怪や民間信仰を組み合わせた怪異、ゲーム独自の存在と考えられるものも登場します。
そこで今回は、『ほの暮しの庭』に登場する妖怪・怪異について、ゲーム内での性質、元ネタ、伝承との違いをまとめました。
※この記事には、物語終盤やボスに関する重大なネタバレが含まれます。
※ゲーム内で正式名称が示されない怪異については、攻略情報で使われている呼称を併記しています。
※開発者から元ネタが明言されていない怪異は、外見・能力・イベント内容から推測した「モチーフ候補」として紹介します。
最終確認日:2026年8月30日
- 元ネタとの結びつきが強い妖怪・怪異
- 複数の伝承を組み合わせた怪異・元ネタ候補
- 元ネタを特定できないゲーム独自の怪異
- ヅ主の元ネタは天津甕星なのか
- 鬼丸はゲーム本編には登場しない
- まとめ|実在する妖怪をゲーム向けに再構成している
元ネタとの結びつきが強い妖怪・怪異
1.付喪達磨
ゲーム内での登場妖怪名: 付喪達磨
ゲーム内での性質:
「だるまさんがころんだ」のような掛け声を繰り返す達磨の怪異です。掛け声の途中で動いているところを見つかると、攻撃を受けます。
元ネタ妖怪・伝承:
達磨、付喪神、だるまさんがころんだ
元ネタの概要とゲームとの差異:
付喪神は、長い年月を経た道具や器物に魂が宿り、妖怪となった存在です。
ただし、古くなった達磨が「だるまさんがころんだ」を行うという伝承が存在するわけではありません。
ゲームの付喪達磨は、達磨人形、付喪神、子どもの遊びである「だるまさんがころんだ」を組み合わせた独自の怪異と考えられます。
2.百目
ゲーム内での登場妖怪名: 百目
ゲーム内での性質:
大きな一つ目を持つ黒い怪異が群れとなって現れます。群れの中に存在する核のような個体を見つけることが攻略の鍵となります。
元ネタ妖怪・伝承:
百目

元ネタの概要とゲームとの差異:
伝承や妖怪画の百目は、全身を無数の目で覆われた人型の妖怪として描かれます。
ゲームでは「一体の体に多数の目がある」のではなく、一つ目の怪異が大量に集まることで百目を表現しています。
無数の目に監視される恐怖を、群体型の怪異へ置き換えたアレンジといえます。
3.手の目
ゲーム内での登場妖怪名: 手の目
ゲーム内での性質:
提灯お化けに発見された際に現れ、プレイヤーを追跡します。手のひらに目を持つ外見が特徴です。
元ネタ妖怪・伝承:
手の目

元ネタの概要とゲームとの差異:
手の目は、顔に目を持たず、左右の手のひらに目が付いている妖怪です。
鳥山石燕の妖怪画では杖を持った老人のような姿で描かれますが、具体的にどのような害を及ぼすのかは詳しく記されていません。
ゲームでは、素早くプレイヤーを追跡する攻撃的な怪異として性質が明確にされています。
4.提灯お化け
ゲーム内での登場妖怪名: 提灯お化け
ゲーム内での性質:
夜の禍津村を巡回し、プレイヤーを見つけると手の目を出現させます。直接襲うというより、監視役として機能する怪異です。
元ネタ妖怪・伝承:
提灯お化け

元ネタの概要とゲームとの差異:
提灯お化けは、古い提灯が妖怪となった付喪神の一種です。
一般には、一つ目と大きな口、長い舌を持つ提灯として描かれ、人を驚かせます。
ゲームでは、提灯お化け自体の攻撃よりも「発見した相手へ別の妖怪を差し向ける」という役割が強調されています。提灯お化けと手の目の連携は、ゲーム独自の設定です。
5.野槌
ゲーム内での登場妖怪名: 野槌
ゲーム内での性質:
村全体を異常に生い茂った草で覆い尽くします。草を刈ると、口や足を持つ草、目玉の付いた根のような怪異が現れます。
元ネタ妖怪・伝承:
野槌

元ネタの概要とゲームとの差異:
野槌は、山野に棲む太く短い蛇のような妖怪です。目や鼻がなく、体の先に大きな口だけを持つ姿で描かれます。
名前には「野の精霊」や「槌に似た姿」という意味があると考えられています。
ゲームの野槌は、蛇状の怪物というより、草や根を通じて村全体へ広がる植物性の怪異です。巨大な口という特徴を残しながら、地中に張り巡らされた植物のネットワークへアレンジされています。
6.天狗
ゲーム内での登場妖怪名: 天狗
ゲーム内での性質:
赤と青の天狗が商人として現れ、特殊なロウソクなどを販売します。プレイヤーを積極的に襲う存在ではありません。
元ネタ妖怪・伝承:
天狗

元ネタの概要とゲームとの差異:
天狗は、山に棲む神秘的な存在です。長い鼻と赤い顔を持つ大天狗や、鳥のようなくちばしを持つ烏天狗など、複数の姿で描かれます。
山の神、修験者、仏法を妨げる魔物など、時代や地域によって性格も異なります。
ゲームでは山の怪異ではなく、怪異への対抗手段を売る商人となっています。赤と青の二体一組で現れることや、ロウソクを販売する設定はゲーム独自です。
7.唐傘お化け
ゲーム内での登場妖怪名: 唐傘お化け
ゲーム内での性質:
一つ目と一本足を持つ傘の怪異で、跳ねながらプレイヤーへ突進します。捕まえた唐傘お化けを地蔵のもとへ運ぶイベントが発生します。
元ネタ妖怪・伝承:
唐傘お化け

元ネタの概要とゲームとの差異:
唐傘お化けは、古い傘が妖怪となった付喪神です。
一つ目、一本足、長い舌を持ち、足で飛び跳ねる姿が広く知られています。
ゲーム内の外見は一般的な唐傘お化けとほぼ同じです。一方、人へ突進することや、複数の唐傘お化けを地蔵へ届けることで鎮める展開はゲーム独自のものです。
8.雪女
ゲーム内での登場妖怪名: 雪女
ゲーム内での性質:
プレイヤーへ赤子を預け、父親の墓まで運ぶよう求めます。途中で赤子を落とすと、怒り狂って追いかけてきます。
元ネタ妖怪・伝承:
雪女、赤子を抱かせる雪女、産女

元ネタの概要とゲームとの差異:
雪女は、雪の夜に現れる白い女性の妖怪です。人を凍らせる、人の精気を奪う、男性と夫婦になるなど、多様な伝承があります。
その中には、雪女が旅人へ赤子を抱かせる話も存在します。抱いた赤子が次第に重くなったり、冷たい赤子が腕へ貼り付いたりするため、ゲームのイベントと特に近い伝承です。
また、女性の怪異が通行人へ赤子を抱かせる点は産女の伝承とも共通します。
ゲームでは「父親の墓へ届ける」という目的が加えられ、雪女の悲しい背景を描く物語へ再構成されています。
9.風神・雷神
ゲーム内での登場妖怪名: 風神、雷神
ゲーム内での性質:
風や雷を操り、村の天候を大きく変化させます。赤と青の亀を思わせる小型の怪異も出現します。
元ネタ妖怪・伝承:
風神、雷神

元ネタの概要とゲームとの差異:
風神と雷神は、厳密には妖怪ではなく、風と雷をつかさどる神です。
風神は風袋を背負った姿、雷神は連なった太鼓を背負った姿で描かれることが多く、俵屋宗達の「風神雷神図屏風」などでも知られています。
ゲームでも風と雷を操る点は元来の神格と共通しています。一方、亀のような怪異を従えることや、二体を攻略するための仕組みはゲーム独自です。
10.鵺
ゲーム内での登場妖怪名: 鵺
ゲーム内での性質:
雷鳴が響く中、空を移動する怪物を弓で狙う戦いが発生します。討伐後には「鵺の皮」が手に入ります。
元ネタ妖怪・伝承:
鵺

元ネタの概要とゲームとの差異:
鵺は、猿の顔、狸の胴体、虎の手足、蛇の尾を持つとされる合成獣です。
『平家物語』では黒い雲に包まれて御所へ現れ、天皇を苦しめましたが、源頼政によって弓で射落とされました。
ゲームで弓を使って空の鵺を討つ展開は、源頼政の鵺退治を強く意識したものと考えられます。ただし、戦う場所や雷を利用した攻略、「鵺の皮」が特殊な道具となる設定はゲーム独自です。
複数の伝承を組み合わせた怪異・元ネタ候補
11.コダマ
ゲーム内での登場妖怪名: コダマ
ゲーム内での性質:
桃の木に宿るように現れる少女の霊的存在です。物語が進むと、単なる木の精ではなく、禍津村で人柱となった人間に関係する存在であることが明らかになります。
元ネタ妖怪・伝承:
木霊、人間の霊、人柱伝承

元ネタの概要とゲームとの差異:
木霊は、古い樹木に宿る精霊や神霊です。木を傷つけたり伐採したりすると祟るとされ、山で声が反響する現象も木霊の仕業と考えられました。
ゲームのコダマは、最初から樹木に宿る自然精霊ではありません。人間だった少女の記憶や人格が桃の木と結びついた存在として描かれています。
名称と樹木に宿る性質は木霊に由来しますが、人柱となった人間の霊という背景はゲームの物語に合わせた設定です。
12.一つ目大ムカデ
ゲーム内での登場妖怪名: 一つ目大ムカデ
ゲーム内での性質:
採石場の地下深くに出現する、一つ目を持つ巨大なムカデです。討伐すると地下から温泉が湧き出します。
元ネタ妖怪・伝承:
大百足、一つ目妖怪

元ネタの概要とゲームとの差異:
大百足は、山を何重にも巻くほど巨大なムカデの妖怪です。俵藤太が巨大な大百足を弓矢で退治した伝説がよく知られています。
ただし、伝承上の大百足が一つ目だったとは限りません。
ゲームの怪異は、大百足に一つ目妖怪の外見を加えたものと考えられます。採石場の地下に棲むことや、討伐後に温泉が湧く展開もゲーム独自です。
13.通せんぼお化け
ゲーム内での登場妖怪名: 通せんぼお化け
ゲーム内での性質:
山へ続く道や柵の前に立ち、プレイヤーの進行を妨げます。しばらく待っていると姿を消します。
元ネタ妖怪・伝承:
塗壁、塗坊などの道を塞ぐ妖怪

元ネタの概要とゲームとの差異:
塗壁は、夜道を歩いている人の前へ突然現れ、見えない壁のように進路を塞ぐ妖怪です。
ゲームの通せんぼお化けも「攻撃するのではなく、道を塞ぐ」という点で塗壁とよく似ています。
ただし、ゲームでは怪異の姿が見え、待つことで通れるようになります。伝承では杖で壁の下部を払うなど、地域によって異なる対処法が語られています。
正式な元ネタは公表されていませんが、塗壁は有力なモチーフ候補です。
14.狐の眷属
ゲーム内での登場妖怪名: 狐の眷属
ゲーム内での性質:
プレイヤーを狐の祠まで案内します。祠へ供え物をすると、体力などに関係する恩恵を受けられます。
元ネタ妖怪・伝承:
神使の狐、稲荷信仰、狛狐

元ネタの概要とゲームとの差異:
神社に祀られる狐は、必ずしも狐そのものを神としているわけではありません。特に稲荷信仰では、狐は神の意思を伝える眷属や神使とされます。
祠へ狐が導き、供え物によって加護を受けるゲームの展開は、神使の狐と神社信仰の関係に近いものです。
ゲームでは狐が実際に姿を現して案内役となりますが、伝承上の神使は常に人間の前へ直接現れるわけではありません。
15.化け兎
ゲーム内での登場妖怪名: 化け兎
ゲーム内での性質:
月に化けて現れる兎の怪異です。正体を見破ると、月見に関係する品などを残します。
元ネタ妖怪・伝承:
月の兎
元ネタの概要とゲームとの差異:
日本では月の模様が、餅をついている兎の姿に見えるとされてきました。
月の兎は昔話や仏教説話に由来する存在であり、本来は人を襲う妖怪ではありません。
ゲームでは「月に兎がいる」のではなく、「兎が月そのものに化けている」という逆転した表現になっています。月見の伝承を利用した、ゲーム独自の化け兎です。
16.鯉のようなヌシ
ゲーム内での登場妖怪名: 鯉のようなヌシ
ゲーム内での性質:
滝や水場に現れる巨大な鯉のような存在です。作物や魚などを供えることで鱗を授け、プレイヤーに恩恵を与えます。
元ネタ妖怪・伝承:
池の主、川の主、淵の主
元ネタの概要とゲームとの差異:
日本各地の池、川、滝、淵には、巨大な鯉、蛇、龍、ナマズなどが「主」として棲むという伝承があります。
水域の主は水を守る神として祀られることもあれば、怒らせると洪水や事故を引き起こす怪異として恐れられることもあります。
ゲームのヌシも水場と供え物に関係しますが、特定の一つの妖怪が元ネタとは断定できません。各地の水神・池の主伝承を組み合わせた存在と考えるのが自然です。
17.頭のとれた日本人形
ゲーム内での登場妖怪名: 頭のとれた日本人形
ゲーム内での性質:
頭のない日本人形を家へ置くことで怪異が発生します。イベント後には、修復された人形を作れるようになります。
元ネタ妖怪・伝承:
人形の怪異、付喪神
元ネタの概要とゲームとの差異:
日本には、人形に魂や念が宿るという信仰があります。持ち主の身代わりになる人形や、捨てられた後に怪異を起こす人形なども語られてきました。
ただし、ゲームの日本人形を「お菊人形」など特定の有名な人形怪談と結びつける根拠はありません。
古い人形に魂が宿るという広い怪異観をもとにした、ゲーム独自の人形怪異と見るべきでしょう。
18.携帯電話のお化け
ゲーム内での登場妖怪名: 携帯電話のお化け、真っ赤な携帯電話の女
ゲーム内での性質:
赤い携帯電話が鳴ると女性の怪異が現れ、プレイヤーを追跡します。公衆電話を利用することでイベントを進められます。
元ネタ妖怪・伝承:
メリーさんの電話など、電話にまつわる都市伝説
元ネタの概要とゲームとの差異:
「メリーさんの電話」は、捨てた人形から繰り返し電話がかかり、次第に自分のいる場所へ近づいてくる都市伝説です。
電話を通じて怪異が近づき、最後には背後へ現れる点はゲームの携帯電話のお化けと共通します。
ただし、ゲームには人形から電話がかかってくるという設定や、メリーさんという名前はありません。赤い携帯電話、公衆電話による解決、女性の背景はゲーム独自であり、メリーさんはあくまでモチーフ候補です。
19.宝箱のお化け
ゲーム内での登場妖怪名: 宝箱のお化け
ゲーム内での性質:
宝箱に化けて待ち伏せしています。攻撃することで中からアイテムを入手できます。
元ネタ妖怪・伝承:
付喪神、ミミック
元ネタの概要とゲームとの差異:
日本の妖怪文化には、古い器物が妖怪となる付喪神の考え方があります。
一方、宝箱が怪物となって冒険者を襲う「ミミック」は、現代のファンタジーゲームで広まった存在です。
ゲームの宝箱のお化けは、日本の付喪神よりも、ゲーム文化のミミックに近い性質を持っています。伝承上の特定の日本妖怪を再現した存在ではありません。
関連記事:付喪神とは?古道具から生まれた妖怪一覧
元ネタを特定できないゲーム独自の怪異
次の怪異には既存の妖怪を思わせる部分がありますが、特定の伝承と結びつけられるだけの根拠は確認できません。
| ゲーム内での登場妖怪名 | ゲーム内での性質 | 元ネタ妖怪名 | 元ネタの概要とゲームとの差異 |
|---|---|---|---|
| 牛お化け | 牛小屋に現れ、家畜の機嫌を下げる。なでることができ、埋められた笛の場所へ案内する | 特定不能 | 牛の姿をしていますが、人を襲う牛鬼とは性質が異なります。「夜鳴き牛」を題材にしたゲーム独自の怪異と考えられます |
| 白いお化け | プレイヤーをトンネルへ誘導する。後を追うと品を残す一方、先へ行きすぎると襲ってくる | 特定不能 | 人をどこかへ誘う幽霊譚とは共通しますが、外見や行動から特定の妖怪名を決めることはできません |
| 泥のお化け | 泥の中から現れ、種や植物に関係するイベントを発生させる | 特定不能 | 泥田坊を連想させますが、田を取り戻そうと訴える泥田坊の伝承とは異なります。安易に同一視しない方が安全です |
| 石のお化け | 庭石に化け、採掘しようとすると逃げ出す | 特定不能 | 石に魂が宿る信仰は存在しますが、挙動まで一致する固有の妖怪は確認できません |
| ネズミおばけ | チーズを渡すと穴まで案内し、古銭などを発見できる | 特定不能 | 鼠の妖怪には鉄鼠などがいますが、怨霊や経典を食い破る性質はなく、別の存在です |
| 辻の釣り場の妖怪 | 季節ごとに現れ、野菜、豆腐、魚などを求めて品物を交換する | 複数候補 | 夏のキュウリは河童、豆腐は狐などを連想させますが、季節ごとに姿や要求が変わるため、一種類の妖怪には限定できません |
関連記事:泥田坊とは?田んぼから現れる妖怪
ヅ主の元ネタは天津甕星なのか
ゲーム内での登場妖怪名: ヅ主、毛むくじゃらお化け
ゲーム内での性質:
彼ヶ津村の信仰と、土地神をめぐる過去に深く関わる神的存在です。毛むくじゃらの鬼を思わせる姿を持ち、岩や鉱石を利用した攻撃を行います。終盤に登場する土地神とは別の存在として扱われるため、ヅ主自体を土地神と断定することはできません。
毛むくじゃらの鬼を思わせる姿を持ち、岩や結晶を利用した攻撃を行います。
元ネタ妖怪・伝承:
公式には不明。天津甕星・香香背男、人柱を求める土地神などが考察候補
元ネタの概要とゲームとの差異:
ヅ主は、物語の中心に関わる存在でありながら、元ネタとなった神や妖怪は公式に明言されていません。
一部のプレイヤー考察では、天津甕星、別名・香香背男との関係が指摘されています。天津甕星は、国土平定の際に服従しなかった星の神として『日本書紀』に登場する存在です。
鬼丸はゲーム本編には登場しない
『ほの暮しの庭』の紹介動画などには、「おスギ」と「鬼丸」というキャラクターが登場します。
ただし、この二体はゲームを紹介するための宣伝キャラクターであり、本編に登場する妖怪ではありません。
特に鬼丸は鬼の姿をしていますが、ゲーム内のヅ主や毛むくじゃらお化けと同一の存在ではありません。発売前インタビューでも、本編には登場しないキャラクターであることが説明されています。
そのため、本記事の登場妖怪一覧からは除外しています。
まとめ|実在する妖怪をゲーム向けに再構成している
『ほの暮しの庭』には、百目、手の目、野槌、唐傘お化け、鵺など、実在する妖怪伝承を比較的忠実に取り入れた怪異が登場します。
一方、ゲーム内での攻略や物語に合わせ、元の伝承から大きく変更された部分もあります。
また、携帯電話のお化け、白いお化け、泥のお化けなど、特定の元ネタを決められない怪異も存在します。
こうした存在を無理に有名妖怪へ当てはめず、「実在する妖怪」「複数モチーフの合成」「ゲーム独自の怪異」に分けて見ることで、『ほの暮しの庭』の怪異表現をより深く楽しめるでしょう。
