※当記事にはアフィリエイトリンクを含みます。
※大百怪は絶版シリーズのため、中古品・マケプレ品を中心に流通しています。在庫、彩色、付属品、商品の状態はリンク先でご確認ください。
「水木しげる 妖怪フィギュアコレクション 大百怪」は、伝承に残る妖怪から『ゲゲゲの鬼太郎』で親しまれたキャラクターまでを、小さな立体物として楽しめるフィギュアシリーズです。
一本だたら、釣瓶火、キジムナー、べとべとさん、さざえ鬼、姑獲鳥など、定番だけでは終わらない妖怪選びが大百怪の魅力。水木しげる作品らしい造形を約3cmのフィギュアに落とし込み、卓上に小さな百鬼夜行を作れます。
この記事では、大百怪の第一巻から第七巻までに収録された全70種を、巻ごとに一覧化しました。気になる妖怪のフィギュア探しや、妖怪データベースの個別記事を読む入口としてご活用ください。
大百怪シリーズの概要
大百怪は、やのまんから発売された水木しげる監修の妖怪フィギュアシリーズです。第一巻から第七巻まで、各巻10種ずつ、合計70種が収録されました。
フィギュアにはフルカラー版のほか、ブロンズ調の彩色版が存在します。また、各巻にはシークレット枠や一部の亜種もあり、同じ妖怪でも造形や彩色の違いを探す楽しみがあります。
後発の「怪帰録」は、第一巻から第七巻の妖怪を再録したシリーズです。本記事では、重複を避けるため、第一巻〜第七巻の70種のみを掲載しています。
なお、大百怪には民間伝承上の妖怪だけでなく、鬼太郎、目玉の親父、ねこ娘など、水木しげる作品のキャラクターも含まれます。ここでは各フィギュアの収録名を基本表記として紹介します。
大百怪 第一巻
夜行さん
主に徳島県(阿波国)に伝わる妖怪です。大晦日や節分、庚申(こうしん)の夜などに首のない馬に乗り、一つ目で髭を生やした鬼の姿で現れるとされています
岸涯小僧
川岸や水辺に現れるとされる、小僧姿の妖怪です。水辺の怪異らしい不穏さと、子どものような姿の対比が印象に残ります。
たくろう火
夏から秋にかけての夜、海岸になって出現する怪火です
磯女
海辺や磯に現れる女姿の妖怪です。海の美しさと危険さをあわせ持つ怪異として、各地の海辺の伝承と結び付けて語られます。
一本だたら
一本足・一つ目の姿で知られる山の妖怪です。鍛冶や山仕事とも結び付けられ、異形でありながらどこか人間の生活圏に近い存在として伝わります。
岩魚坊主
川魚の岩魚にまつわる、坊主姿の怪異です。山深い渓流や釣り場の不気味さを感じさせる、水辺の妖怪といえます。
豆富小僧
豆腐を手にした小僧姿で知られる妖怪です。大きな害をなすよりも、夜の町に現れる愛嬌のある存在として親しまれてきました。
白坊主
白い坊主姿で現れる怪異です。寺や山、夜道などに出るとされ、正体の分からない人影への恐れを思わせます。
塗り壁
進む道をふさぐ、巨大な壁のような怪異です。どれだけ歩いても越えられない不条理さが特徴で、水木しげる作品でも代表的な妖怪の一つです。
目玉の親父
『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する、鬼太郎の父親です。目玉だけの小さな姿ながら、妖怪世界の知識と経験を持つ重要なキャラクターとして知られます。
大百怪 第二巻
一目入道
一つ目の僧形妖怪です。大きな体で現れる入道系の怪異らしく、夜道や山中で出会いたくない迫力を持ちます。
釣瓶火
夜の木立や山道に現れる怪火です。井戸の釣瓶のように落ちてくるともされ、足元や頭上から迫る火の怪異として語られます。
アマビエ
海から現れ、豊作や疫病に関する予言を伝えたとされる妖怪です。疫病除けの存在として、現代でも広く知られています。
蟹坊主
蟹と坊主が結び付いた、海辺らしい異形の妖怪です。甲殻類の硬い殻や横歩きの動きが、不気味な造形として活かされています。
すっぽんの幽霊
すっぽんにまつわる霊的な怪異です。水辺の生き物への畏れや、執念深い性質のイメージと結び付けて語られます。
野寺坊
人里離れた野寺に現れる、僧形の妖怪です。廃寺や山寺の静けさに潜む怪異として、怪談らしい雰囲気を持ちます。
ジキトリ
死者や葬送の場と結び付けられる、不穏な妖怪です。人の死をめぐる恐れを思わせる、怪異色の強い存在として描かれます。
提灯お化け
古い提灯が妖怪化した、付喪神の代表格です。大きな目と口を持つ姿で描かれることが多く、妖怪絵の定番としても知られます。
子泣き爺
赤ん坊のように泣き、抱き上げた人の体を重くして動けなくするとされる妖怪です。四国の伝承を代表する妖怪の一つとして知られます。
百目
全身に無数の目を持つ、異様な姿の妖怪です。視線そのものへの恐れを感じさせる造形で、水木しげる作品の怪異らしさがよく表れています。
大百怪 第三巻
倉ぼっこ
蔵に潜むとされる、小僧姿の妖怪です。人家の中でも普段は入らない暗い場所に潜む、身近でありながら不気味な存在です。
オゴメ
木の上から赤子のような声を出し、「オゴメ笑い」と呼ばれる奇妙な高笑いをする妖怪です
海月の火の玉
石川県加賀市大聖寺に伝わる怪火です。
クラゲが風に乗って空を飛び、夜には火の玉のように見えたものと説明されます。
蛇骨婆
蛇にまつわる老婆姿の妖怪です。老女と蛇という二つの不気味な要素が組み合わさった、怪談向きの異形として描かれます。
鬼太郎
『ゲゲゲの鬼太郎』の主人公です。人間と妖怪の間に立ち、妖怪事件を解決する存在として、水木しげる作品を象徴するキャラクターです。
坊主狸
僧侶の姿に化ける狸の妖怪です。人を化かす狸の伝承と、寺や僧侶にまつわる怪異が混ざり合った存在といえます。
一つ目入道
一つ目の大きな入道として現れる妖怪です。夜道に立ちはだかる巨体の怪異として、見越し入道系の妖怪とも通じる怖さがあります。
海座頭
海に現れる座頭姿の妖怪です。海上で出会う人影の怪しさを、盲目の芸人・座頭の姿に重ねたような怪異です。
河童
川や池に住むとされる、日本を代表する水辺の妖怪です。相撲好き、きゅうり好き、尻子玉を抜くなど、地域ごとに多彩な伝承があります。
キジムナー
沖縄・奄美地方に伝わる、樹木に宿る精霊的な妖怪です。子どものような姿で語られることが多く、火や魚と結び付く伝承でも知られます。
大百怪 第四巻
ねこ娘
『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する、猫の性質を持つ妖怪少女です。人間らしい姿と、怒ったときの猫の妖怪らしい姿の落差が特徴です。
海女房
海に現れる女姿の妖怪です。海辺で働く人々が抱いた、海の豊かさと恐ろしさを感じさせる存在として語られます。
髪切り
人の髪を切るとされる怪異です。知らない間に髪が切られている現象を妖怪の仕業と考えた、生活に近い恐怖を持つ妖怪です。
提灯小僧
提灯を思わせる姿をした、小僧形の妖怪です。夜の明かりに集まる不思議さと、子どもの姿の怪異が組み合わさっています。
化け草履
古い草履が妖怪化した付喪神です。使い古された道具にも魂が宿るという、日本の付喪神信仰を感じさせます。
ひょうすべ
九州に伝わる、河童に似た水辺の妖怪です。全身の毛や赤い顔など、河童とは少し異なる不気味な特徴を持つとされます。
お歯黒べったり
顔に目鼻がなく、口元のお歯黒だけが目立つ女の怪異です。夜道で出会う正体不明の女性への恐怖を象徴する妖怪として知られます。
松明丸
松明の火を思わせる名を持つ妖怪です。火や夜の闇と結び付いた、視覚的に印象の強い怪異として造形されています。
九尾の狐
九本の尾を持つとされる、強大な狐の妖怪です。日本だけでなく、中国や朝鮮半島の伝承とも関係が深く、玉藻前の伝説でも知られます。
べとべとさん
夜道で後ろから足音を立ててついてくるとされる妖怪です。「べとべとさん、先へお越し」と声をかけると消えるという伝承で知られます。
大百怪 第五巻
ガラッパ
九州に伝わる河童系の妖怪です。川や水辺に住み、人間や家畜にいたずらをする存在として語られます。
セコ
四国などに伝わる、小柄な妖怪です。河童や山の怪異とも近い性質を持つとされ、地域ごとに姿や伝承が異なります。
小豆洗い
川辺や山中で小豆を洗う音を立てる妖怪です。「小豆洗おうか、人取って食おうか」と歌う伝承で知られます。
さざえ鬼
巨大なサザエが妖怪化した存在です。人を襲ったり、女の姿に化けたりする伝承があり、海の怪異らしい執念深さを持ちます。
火車
葬送の場に現れ、死者の遺体を奪うとされる妖怪です。猫のような姿で描かれることも多く、死と墓にまつわる怪異として知られます。
大座頭
巨大な座頭姿で現れる妖怪です。夜道や山中に突然現れ、人を驚かせる入道系の怪異に近い不気味さを持ちます。
朱の盆
赤い顔をした大きな妖怪です。強い存在感を持つ異形として、水木しげる作品でも印象的に描かれました。
山鬼(山爺)
山に住む鬼として語られる妖怪です。人里から離れた山中に潜む、自然の脅威を思わせる存在といえます。
なお、水木しげる『決定版 日本妖怪大全』では、山爺と山鬼を同じものとして説明しています。
死神
死を呼ぶ存在としてイメージされる怪異です。大百怪では、水木しげる作品に登場する不気味なキャラクターとして収録されています。
一目連
一つ目の神格的な存在として知られ、風とも結び付けられる妖怪です。異形でありながら、自然現象の力を感じさせる存在です。
大百怪 第六巻
大かむろ
大きな女性姿で描かれる異形の妖怪です。水木しげる作品らしい、人物のようでありながら人間ではない不気味さを持ちます。
いそがし
人を忙しくさせるとされる妖怪です。理由もなく慌ただしく動いてしまう感覚を、妖怪として表したような存在です。
猿猴
猿に似た姿を持つ、水辺や山にまつわる妖怪です。河童と近い性質を持つとされることもあり、地域によって多様な伝承があります。
辻神
道の分かれ目や辻に関わる神・怪異です。境界に立つ存在として、人の移動や道迷いと結び付けて考えられてきました。
姥ヶ火
老婆の姿や執念と結び付いた怪火です。夜の闇に漂う火の玉に、人の恨みや霊の気配を重ねた妖怪といえます。
ひでりがみ
日照りや干ばつをもたらすとされる妖怪です。雨が降らず作物が育たないという、生活に直結する自然災害への恐れを反映しています。
砂かけ婆
夜に砂をまく音を立てるとされる老婆の怪異です。『ゲゲゲの鬼太郎』では鬼太郎の仲間としても知られています。
かまいたち
旋風とともに現れ、人の皮膚を切り裂くとされる妖怪です。風で生じる不可解な傷や痛みを説明する怪異として語られます。
呼子(山彦)
山で人の声をまねるとされる妖怪です。山陰地方では山彦を「呼子」または「呼子鳥」と呼びます
姑獲鳥
出産や子どもにまつわる伝承を持つ、鳥姿または女姿の怪異です。母となれずに亡くなった女性への想像や恐れと結び付きます。
大百怪 第七巻
ぬらりひょん
人の家に勝手に入り込み、まるで主人のようにくつろぐとされる妖怪です。妖怪の総大将として描かれることも多い存在です。
あまめはぎ
怠け者の足にできる「あまめ」をはぐとされる、来訪神系の妖怪です。冬に家々を回る仮面の神事とも関係が深い存在です。
一つ目小僧
額に一つだけ目を持つ、小僧姿の妖怪です。江戸時代の妖怪絵にも多く描かれ、親しみやすさと不気味さを兼ね備えています。
クサビラ神
「くさびら」、つまりキノコにまつわる神格的な妖怪です。森や湿地に生えるキノコの不思議さを感じさせる、独特の存在です。
ミンツチ
奄美地方に伝わる水辺の怪異です。河童に似た存在として語られることもあり、島の自然環境と深く結び付いています。
竹切り狸
竹を切る音を立てるとされる狸の妖怪です。姿は見えないのに音だけが聞こえる、山里らしい不思議な怪異として伝わります。
骨鯨
骨だけになった巨大な鯨の妖怪です。海に現れて漁師や船を脅かすとされ、海の巨大さと死の気配を感じさせます。
白蔵主
僧侶に化けた狐として知られる妖怪です。人間をだます狐の伝承と、仏教説話が混ざり合った存在として語られます。
二口おんな
頭の後ろにもう一つの口を持つ女性の妖怪です。隠された口が勝手に食べ物を食べるという、家庭や食にまつわる不気味な伝承で知られます。
陰摩羅鬼
葬送や死者にまつわる怪鳥です。鳥の姿と人の死を結び付けた、仏教説話や妖怪絵巻にも通じる不穏な妖怪です。
まとめ
大百怪は、有名な妖怪だけでなく、地方伝承に残るマイナー妖怪や、水木しげる作品のキャラクターまで幅広く立体化したシリーズです。
気になる妖怪が見つかったら、個別記事で伝承を深掘りしつつ、フィギュアの在庫を探してみてください。












































































